Firefly Bicycles その4

その3からの続きです

ボストンでのCXシーズンが終わったころ、2018年12月に工房に遊びに行ってフィッティングをしてもらいました
ベースとなる東洋CX-Sも持参で、ジオメトリーをKevin氏は測定していました。日本製のクロモリバイクで珍しいのか皆さん寄ってきて眺めながら色々語り合っていましたね

 

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 工房に到着しKevinさんと雑談後、着替えて体の採寸で腕や足の長さを測定です
次にローラー台にCX-Sを乗せて実際に乗って脚を回している姿をKevinさんが眺めてなにかメモしてたな
次にフィッティング用マシンというか機会に乗りペダリングします

 

これね〜

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フィッティング機は実際のバイク同様色んな場所が調整できるようになっていて、例えばサドルの高さとか調整してみたり、ハンドルバーの幅が違うものに交換してみたりしながら良さそうなところが見つかるまでペダリングをくりかえします
Kevinさんが色んな角度から見てコメント、記録していきます

 

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ロード用ならハンドル高さは10ミリくらい落としても良さそうとか、サドルはもう少し上げてもいいけど膝の痛みに注意とか試しながら追い込みました。あとハンドル幅も狭いものにしたな、そういえば

 

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この結果をPC上のCADに入れてまたまた相談
どういう乗り方するのかとか話に合わせてチューブの太さや寸法を決めていきます
大まかなコンポーネントの希望はFirefly謹製ベースにCX-Sで慣れたものを選び、とりあえずUltegra Di2設定で
フォークは以前はENVEだったけど最近はWHISKEY社のものが多いと。ブレーキラインがシンプルになるとか

 

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仮で仕上げも相談
フレームのベース仕上げはブラスト処理で、北斎の波の絵にインスパイアされたなんかやってみようと
当時はペイントも入れようという話をしたかな
あとは彼らのギャラリーにあるものの中から気に入ったデザインをいくつか伝えたり

 

こんな感じでざっと話はまとまって、そのときの生産予定は19年5月、納品は6月という話でした

 

その5に続く

 

 

おまけ

帰りにボストン市内のラーメン店に寄りました

アメリ東海岸ならニューヨーク市に行けば美味しいラーメン店はたくさんありますが、ボストンは限られています。このOISA RAMEN、なかなかおいしいですよ

 

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とんこつラーメンなのです!!

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